・樹形は主幹形で、樹高は200cm程度にすることで、脚立などを使わず安全に作業ができることから、クリの大規模生産者や高齢者・女性にも手軽に管理作業ができます。
・主幹から結果母枝と結果枝の葉は樹冠全体を覆うため、葉で生産された同化養分は豊富です。根に貯蔵養分が多いため、土壌中の養水分の吸収力が旺盛で簡単に樹勢低下しません。
・10a当たりの収量は約200kgで、慣行栽培の約2倍になります。収穫した果実は、3L以上の大きさで、糖含有率は収穫時で11.27%、冷蔵保存1か月間で15.96%の非常に高い値を得ました。(茨城県工業技術センター調べ・平成24年10月29日)
・矮化栽培で生産された高品質な果実は、6次産業化を目指した地域特産物の開発に有利と考えます。

